気が付くといつの間にかできているニキビ。
顔だけでなく身体のどこかしらに出来ていることもありますよね。
どこに出来ようがニキビは痛くなるし見た目も良くないし、ひどくなる前にはどうにか治したいものです。
ニキビにもいろいろ種類があるようですが、今巷で話題になっているニキビに効果のあるアイテムの一つは昔から馴染みのある「オロナインH軟膏」。
どのように使用されているのか見てみましょう。
目次
ニキビにオロナイン
小さい頃から家の救急箱を開けると必ずオロナインH軟膏の瓶詰めが入っていて結構色々な場面で使用していた記憶がありますね。
今でも瓶詰めではないけど持ち運びにも良いチューブを救急箱に常備していたりして。
そんな我が家と同じような家庭も多かったのではないでしょうか。
万能なイメージのあるオロナインH軟膏の効能を確認してみましょう。
にきび/吹出物/はたけ/やけど(かるいもの)/ひび/しもやけ/あかぎれ/きず/他
やっぱりいろいろ効果があるようです。効能の最初に「にきび」「吹き出物」とあるので効果が期待できるかも。オロナインには殺菌作用があるので早めに塗ることで化膿を防ぐそうです。
使用の仕方
ニキビが出来てしまったら大きくなって化膿してしまうのを防ぎたいですよね。
そこでオロナインH軟膏が活躍します。使用方法は、
- ニキビができたところをこすらずにしっかり洗う。
- タオルでこすらずに包み込むように拭く。
- 顔ならば化粧水をつける
- ニキビにピンポイントでオロナインを少しのせる。
オロナインには先にも述べたように殺菌作用があるので、肌に必要な常在菌を殺してしまわないようにニキビだけに塗るのがポイントです。
ニキビを悪化させるアクネ菌の繁殖をオロナインで抑えます。
オロナインH軟膏を塗って絆創膏を貼ると治りが早いとSNSで流行ったようですが、実際は皮膚を清潔に保ったりターンオーバーをきちんとできるようにするには何も貼らない方がいいようです。
まぁ、顔に絆創膏を貼って絆創膏荒れしたり跡が付いてしまったりしても いやですしね。
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しこりニキビ
ニキビにも種類があります。白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビ。(ニキビの炎症を起こしていく順)そして「しこりニキビ」とは芯が出来て硬くなったしこりのようになってしまったニキビのことです。
しこりニキビになるまで
皮脂などで毛穴が詰まるとアクネ菌が繁殖しやすくなります。
- まず出来るのが「白ニキビ」。
アクネ菌が増殖してしまい皮脂が硬くなって毛穴を塞いでしまった状態です。 - 次に「黒ニキビ」。
白ニキビを見逃してしまうと古い角質が酸化してしまいニキビの先端が黒っぽく見えます。 - そして「赤ニキビ」。
アクネ菌が増殖して炎症が起こってしまいニキビが赤く腫れたようになります。 - 最後に「黄ニキビ」。
ついにニキビが化膿してしまった状態です。
と、ここまでは皆さんもなんとなく知っていると思います。
でも「黄ニキビ」のその先が「しこりニキビ」。
黄ニキビが進行してしまうと皮膚の下に膿が溜まって硬くなり芯のようになってしまいます。
この「しこりニキビ」は痛みや痒みがあるのでついつい触ってしまいそうですが、そうすると凹んで凸凹の表面を作り出してしまう恐れがあるので、正しいスキンケアをするかそうなる前に食い止めないといけません。
しこりニキビにオロナインは効果なし
しこりニキビは毛ニキビの最終段階なので、化膿してしまった部分にオロナインH軟膏を塗っても効果は期待できません。
それどころか、ひどくなってしまう可能性もあります。
オロナインH軟膏で防ぐには「白ニキビ」「黒ニキビ」の段階で塗っておいた置いた方が効果的です。化膿してしまう前にアクネ菌を退治しましょう。
しこりニキビではない粉瘤
たまにしこりニキビになってしまったと思ったら1か月経っても2か月経っても全然治らない。
よく見ればニキビより大きい。
と感じるものがあればそれは「粉瘤(ふんりゅう)」かもしれません。
新陳代謝の家庭て皮膚の下に赤などが滞ってしまい出来るものでひどくなると悪臭を放ったりします。
これは病院で専門医に治療してもらうしかないので、疑問に感じたら医師に相談してください。
おしまいに
オロナインH軟膏も使い方を誤ったり、肌に合わなかったりすると逆に赤くなってしまったりしますので、使用上の注意をよく読んで肌に合わないようならすぐに使用をやめてください。
ニキビの段階や種類を知って、傷めないように予防していきましょう。
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