もうすぐそこに迫ってきた
2020年に行われる
第32回東京夏季オリンピック。
1964年の
第18回夏季オリンピックが
東京で行われてから
実に56年ぶりです。
年配の方には
「また、東京でオリンピックが開かれるなんて!昔を思い出す。」
という方もいると思います。
オリンピックに向けて、
またそれに伴う
海外からの沢山の観光客の
受け入れのための準備で
東京だけでなく
日本中が
ますます活気づいてきています。
この4年おきに行われる
オリンピックですが、
開催地ってどのように決められているか
ご存知ですか?
ここでは東京オリンピックにちなんで
オリンピックについて
ちょっとお勉強してみましょう。
オリンピックに対する見方が
ちょっと変わってくるかもしれません。
今決まっている開催地は?
オリンピックの開催地って
どのくらい先まで
決まっているのでしょうか?
夏季オリンピック2020年は
ご存知の通り、東京。
  • 夏季オリンピック2024年は、
    パリ。
  • 夏季オリンピック2028年は、
    ロサンゼルス。
  • 冬季オリンピック2022年は、
    北京。
と、夏季オリンピックについては
結構先までもう決まっています。
どこで決めているの?
国際オリンピック委員会
(International Olympic Committee = IOC)という、
オリンピックの様々な事柄を
決定する機関があります。
オリンピックの開催地も
このIOCによって決定されます。
IOCの本部はスイスのローザンヌ
すごく立派な建物で
各国の国旗がはためいています。
私もスイスを訪れた時に
ローザンヌに行き入り口の門のところで
写真を撮ったことがあります。
ですが、各国にも
オリンピック委員会が
設けられています。
毎年IOC総会が開かれ、
オリンピックの開催地は
その総会にて決定されます。
どうやって決めるの?
うちでオリンピックを開催したい、
という国の地域が
自国のオリンピック委員会に申し出て、
予算や交通・設備・安全面など
いろいろと決められた項目の
審査をしてもらい、
問題がなければ
「立候補」することができます。
立候補した国・地域は開催計画を提出し、
IOCによって
開催地にふさわしいかどうか
更に調査され、
IOC総会での開催地投票に
選出されるかどうか決まります。
無事、選出されたいくつかの
地域はIOC総会で投票にて開催地が決定されます。
IOC総会は年によって開かれる都市が変わります。
東京オリンピックが決定されたIOC総会は、
2013年にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれています。
開催地はオリンピックが開催される7年前にIOC総会にて開催地が決定されます。
でも待って。ちょっと振り返ってみてみましょう。
2024年のパリだけでなく、
2028年のロスアンゼルスまで
オリンピックの開催地がすでに決まっています。
これはどういうことでしょう?
実は、2024年の開催地を決定するにあたり
立候補していた数か国が開催費用の面や
国民の声などにより次々と断念していったなか

パリとロサンゼルスだけが残りました。
そこでIOCは魅力のある国をどちらとも
逃したくはなかったのでしょう、
異例ではありますが
2大会同時に開催国の決定に踏み切りました。
片方の国を外して、
次回にまた立候補されるとは限りませんからね。
また、費用面のリスクを考えて、
今後オリンピックの開催地に立候補する国が減ったり、
今回のように次々と断念して撤退していっても
運営ができなくなることを恐れ


96年ぶりに2大会同時決定に踏み切ったともいわれています。

東京オリンピックについても
開催費用の面でやはり問題視されていますが、
他国でも同じなんですよね。
数兆円という費用がオリンピックを開催するにあたり掛かってしまい、
オリンピック開催中や前後もそれだけの

費用をつぎ込んだだけの何かが残せるのかという問題が懸念されるのは仕方のない事です。
(どこからその費用が捻出されるかという疑念も国民にはありますからね。)