「成田祇園祭」は夏の風物詩!? 歴史や見所は!?成田に祇園祭!?
千葉県成田市の代名詞ともなっている「成田山新勝寺」。940年(天慶3年)の開山から“成田のお不動さま”として全国に名をとどろかせる真言宗智山派の大本山です。
源頼朝や水戸光圀(みつくに)、二宮尊徳(二宮金次郎)など日本の歴史に登場する多くの著名人が信仰していたことでも有名です。
そこで今回は、歴史と格式ある「成田山新勝寺」の夏を代表するお祭りで、300年以上続く「成田祇園祭」についてご紹介します。
「祇園祭」というと京都を思い出しますが、千葉県成田市にも約300年という長い歴史を刻む「成田祇園祭」があります。
この「成田祇園祭」は、成田山新勝寺で行われる「成田山祇園会(なりたさんぎおんえ)」の期間に合わせ、毎年7月7・8・9日に直近の、金・土・日の3日間、成田山周辺の町内が団結し、にぎやかに開催しているお祭りです。
「成田山祇園会」とは、成田山新勝寺のご本尊「不動明王」の本地仏(ほんじぶつ)で、新勝寺奥之院に安置されている「大日如来(だいにちにょらい)」に、万民豊楽 (ばんみんぶらく )、五穀豊穣、所願成就を祈願する祭礼のこと。
古くは、各町内を“大日如来のご尊体”とともに渡御(とぎょ)していましたが、現在では、“大日如来をご尊体とした御輿(みこし)”の渡御と、成田山周辺の9町内合計10台の華やかな山車や屋台が成田山の参道などを巡行し、祭りを盛り上げます。
ちなみに、ここでいう山車(だし)とは“人形などを祀っている”もので、屋台は“人形などがない”ものです。
  • 開催日:7月7・8・9日に直近の、金・土・日の3日間
  • 開催地:成田山新勝寺、JR成田駅前など
  • 開催時間:金曜日13:30~「安全祈願、鏡開き」「山車・屋台と総踊り 」
  • 開催時間:土曜日9:00~「山車・屋台と総踊り」
  • 開催時間:日曜日13:00~「山車・屋台の総引き」16:30~「御輿還御(かんぎょ)式」「山車・屋台と総踊り」
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「成田祇園祭」の見どころ色々

「総引き」「総踊り」「祇園祭」
動画はNARITASAN SHINSHOJIです。

メインイベント“総引き”

祭りのメインイベントは、最終日、山車・屋台が成田山新勝寺へと続く表参道仲町の坂を一気に駆け上がる「総引き」。
250mもある急坂を威勢よく駆け上がり曳き廻すことが“粋”ということで、子どもから大人まで男女100人を超える引き手たちが、心をひとつに自慢の山車・屋台を全力で曳き廻すその様子は必見!引き手たちの「そりゃっ!そりゃっ!」の掛け声にのって、お囃子もテンポアップして、参道は熱気に包まれます。

祭りを華やかに!“総踊り”

各町内の10台の山車と屋台が一堂に会し、威勢のいい若者たちがお囃子(おはやし)にあわせて踊る「総踊り」。金曜日と日曜日は成田山新勝寺の大本堂前、土曜日にはJR成田駅前広場で行われます。
それぞれの町内ごとの独自のお囃子も“聴きどころ”のひとつ。成田の西エリアは“江戸の神田囃子”、東のエリアでは“佐原囃子”の影響を受けているため、10台の山車・屋台のうち7台が“佐原囃子”、3台が江戸囃子”を演奏します。2つのお囃子の違いを楽しめるのも「成田祇園祭」ならではです。

ムード満点“夜の祇園祭”

山車・屋台がライトアップされる“夜の祇園祭”も見どころのひとつ。山車・屋台は、19時頃からライトアップされ、金曜日と土曜日は21:00頃、日曜日は22:00頃まで引き廻されます。昼間とはまた違った趣(おもむき)ある祭りの風景を楽しめます。通り沿いのお店に入って、食事を楽しみながら光をまとった山車・屋台を眺めるのもおすすめです。
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成田祇園祭のアクセス情報

成田祇園祭が開催される成田山新勝寺は、JR「成田駅」、京成本線「京成成田駅」から徒歩15分です。
JR「成田駅」から成田山新勝寺
京成本線「京成成田駅」から成田山新勝寺
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300年の歴史と現在の熱気を感じる祭り

1,000年以上の歴史ある「成田山新勝寺」の祭事「成田山祇園会」にあわせて開催される成田の夏の風物詩「成田祇園祭」。
祇園祭の名にふさわしく絢爛豪華な歴史を感じさせる山車・屋台と、伝統を受け継ぎ、今を生きる成田の人々の熱気と活気を体感できるお祭りです。ぜひ、風情ある「成田祇園祭」に出かけてみてくださいね。
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