小さい頃、親に連れられて1年に数回だけ行った近所の銭湯。
子供にとってはまるでビッグイベントのひとつでした。
家にお風呂があるにも関わらず(五右衛門風呂でしたが)
「今日は特別!大きなお風呂に行くぞー。」
と言われると「やったー!」
と喜んで、着替えにシャンプー、リンス、石鹸、タオルと母と一緒に全部確認しながら準備していたのを思い出します。
今では昔ながらの銭湯を見かけることが少なくなりました。
私が子供の頃に行っていた近所の銭湯もたしか、中学生になる前には閉店してしまいました。
そのころには我が家の五右衛門風呂も穴が開いてしまったおかげでお風呂を新しくしたので、家風呂を楽しんでいましたけど。
代わりに出てきたのが、健康ランドやスーパー銭湯です。
もちろんスーパー銭湯も大好きですが、どちらもそれぞれの良さがありますから。
テレビで昔ながらの銭湯が映ると、皆さんも子供の頃を思い出しませんか?

子供が男女湯を行き来、何歳まで?

これは結構悩み処です。

私は女性ですが、父親と男湯に入っていたのは小学校にあがる前くらいだったような記憶があります。
家風呂では父親と小学校6年生の途中まで入っていましたけど。
でもそれは、一緒に入っていたと言うより五右衛門風呂なので、もったいないからと言って兄の時だろうが私の時だろうが勝手に父親が入ってきていたという感じです。
それも5年生まではなんとも思ってなかったのに6年生になって、周りの子供たちが親と一緒にお風呂に入っていない事実を知り、急に恥ずかしくなって母に
「やめて欲しい。一人で入りたい。」
とお願いしたのを覚えています。

話がそれてしまいましたが、女の子が男湯に父親と一緒に入るのは少なく、どちらかと言うと男の子が母親と一緒に女湯に入っている方が多いかもしれません。

実は各県の自治体により子供が男女湯を行き来していい年齢は決まっています。

8歳までとしている県もあれば、最高齢の所は10歳まで許されています。知らなかった人はこれから気をつけてくださいね。

銭湯での楽しみは?

銭湯というと、なんと言っても家風呂とは違う大きなお風呂が楽しみです。
泳いでは怒られるので、足を延ばして浮かせ、顔を出したまま手でよく歩いていました。
男女湯の壁を挟んで「お父さーん、先にあがっとくよー。」と声をかけて「わかったー。」という返事が返ってくるのも銭湯ならではです。
今思えば、名乗りもせずに声をかけるのに、あんな声が響く中でよくみんなそれぞれの家族の声が聞き取れたな、と感心します。
お風呂から出ると、また楽しいことが待ってます。体重計に身長計。
使わせてはもらえないけどマッサージチェアに座ってみたり。
そして何と言っても、お風呂上がりの飲み物。

ケースの中に入った瓶入りの飲み物たち。私たち子供は何と言っても「森永マミー」。
母にもらった小銭とマミーを握りしめて番台に持って行ってお金を払う。
そして、父親を待っている間にお風呂で火照った体をマミーでクールダウン。

たまーにフルーツジュース(フルーツ牛乳かな?)に浮気をするけど、やっぱりマミー。
皆さんのお風呂上りの飲み物はなんでしたか?

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頑張る都会の銭湯!

地方での銭湯は減ってしまいましたが、意外に都会では昔ながらの銭湯は頑張っています。
大阪や京都などまだたくさん残っていますが、東京でも銭湯は慕われていてこれからも存続のためにいろいろ工夫をしています。
驚いたのは、「東京銭湯マップ」です。

東京に残る昔ながらの銭湯が写真付きでサイトに掲載されていてとてもわかりやすいです。
日本人観光客のみならず外国人観光客も楽しめるように英語・中国語・韓国語でも見れるようになっていて、お風呂の入り方の説明もあります。
昔は地元の人のための銭湯でしたが、今は銭湯も観光の一部として根付き始めているのでしょう。
地方ではもっぱら紙パックになってしまったおすすめの「森永マミー」ですが、関東ではまだ「瓶入りのマミー」が販売されているところもあります。
昔を知る日本人観光客には東京銭湯巡りも瓶入りマミーに出会う旅としていいのではないでしょうか。

おしまいに

記事を書きながら「古き良き時代」を思い出しました。
スーパー銭湯もいいけれど、昔ながらの銭湯を知らない子供を一度連れて行って昔話を懐かしさを込めて話してあげたいものです。
そして銭湯の良さを知ってもらえたらいいですね。
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