毎年6月1日の初夏の京都を象徴する行事といえば、貴船神社の貴船祭です。貴船祭は貴船神社の年中行事の中でも最も重要とされる例祭で、毎年多くの人がその様子を一目見たいと、京都まで足を運びます。ここでは貴船祭の歴史や貴船神社の見どころについてご紹介していきます。
貴船祭は、毎年6月1日の11時ごろから始まる貴船神社の例祭です。ちなみに貴船は地域名では「きぶね」と読みますが、貴船神社と貴船祭においては「きふね」と読みます。水を司る神がいることから、名前が濁ってはいけないという考えに至り、このようになっています。
始まったのは明治4年(1871年)と歴史は古く、かつては春と秋に行われていたお祭りをひとつにまとめたことが起源となっています。祭の目的は水を司る神(高龗神:たかおかみのかみ)らに感謝を伝え、五穀豊穣を祈ることです。
貴船祭は、手前にある本宮で乙女舞を奉納するといった祭事から始まります。その後、13時ごろから黄金の神輿が本宮から奥宮へ出発。このとき灯篭が並ぶ石段を神輿が通る様子が、貴船祭の最も有名なシーンとなっています。
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貴船祭が行われる貴船神社ってどんなところ?

貴船神社は京都市の左京区にあり、全国に約400ある貴船神社の総本山となる神社です。手前から本宮・結社・奥宮とあり、水を司る神は本宮と奥宮に祀られています。
いつごろ建てられた、というのは不明ですが、1300年前の資料にはすでに「社殿の建て替えが行われた」という旨の記述があることから、相当古い歴史があると考えられています。また、神社でおなじみ、絵馬の発祥の地ともいわれ、敷地内には記念碑もあります。
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縁結びスポットでもある貴船神社

貴船神社には、水を司る神がいる神社という顔と縁結びスポットであるという顔があります。縁結びスポットは本宮と奥宮の中間にある結社(ゆいのやしろ)が有名です。ぜひこちらも立ち寄ってみましょう。また貴船神社には「結び文」というものがあり、こちらに願い事を書き、結社にむすぶと良いご縁があるといわれています。あわせておみくじを水に浸して吉凶を占う「水占みくじ」も行うのが、観光の定番です。
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貴船祭・貴船神社のアクセスは?

鴨川上流域にある貴船神社は、周囲が自然に囲まれた神秘的な地にあります。そのため周囲には駐車場がほとんどありません。貴船神社の公式サイトでは、こういった事情から参拝の際は公共交通機関を利用することを強く勧めています。
京都駅から最短で行けるのは、地下鉄とバスを利用したルートです。
京都駅から地下鉄烏丸線に乗り、国際会館駅で下車。京都バス(52)で貴船口停留所へ行き、京都バス(33)に乗り換えましょう。近くに貴船口駅停留所があるので、そこから貴船停留所へ向かいます。所要時間は約52分です。移動に時間がかかるので、余裕を持ったスケジュールを立てるようにしましょう。

京都で初夏を体感しよう

鴨川の清らかな水と美しい自然に包まれている貴船神社。神社最大のお祭りは例年、大きなにぎわいをみせています。パワースポットも楽しみつつ、貴船祭も楽しんで、京都の初夏を堪能してくださいね。
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