あなたは、
介護をしたことはありますか?
もしくは、
介護を考えたことはありますか?
私はありません。
私の祖父が入院した際、
私の祖母と母は祖父を看病し、
そして足腰が不自由になった
祖父を介護していました。
でも、私は近くに住んでいながらも、
たまにお見舞いに行く程度でした。
介護は決して、
縁遠いところに
あったわけではないですが、
でも、周りに甘えて
介護から目をそらしてきたのです。
ですが、
そのような甘えが許されるのは、
他に介護を
してくれる人がいるからです。
もし祖母が
次に介護が必要になった場合、
きっと母が介護をするのでしょう。
ですが、
母が介護を必要とする状態になったら?
介護をしてあげる人は、
身内として私しかいないのです。
私が年を重ねるように、
みな平等に年を重ねます。
今の状態がずっと続いてくれることに
こしたことはありませんが、
遠くはない未来
介護と向き合う日が
きっと来るのでしょう。
そして、それよりも先は
私自身が介護を
必要とするかもしれません。
いざ介護と向き合うときに、
何も考えておらず、
何の準備もなければ、
介護という戦場を
戦い抜くことは出来ません。
少しでも介護について、
今回は特に高齢者介護について
考えてみましょう。
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近年では医療技術の発展により、
多くの人が
長生き出来る時代になりました。
特に先進国では高齢化が進み、
高齢者の数が年々増えています。
もちろん、日本も例外ではなく、
確実に高齢化社会となっています。
高齢化が進み、
大好きな人が長く生きてくれる状態は
何よりもありがたいことですが、
それに比例して介護を必要とする
人の数が増えていることも事実です。
あなたも、きっと人生において
なんらかの形で
介護に関わることになるはずです。
ここで「介護」について
少し確認しておきましょう。
介護が必要となる原因は、
「身体の病気や怪我」
「精神的な病気」
の2つに分類されます。
身体の病気としては、
脳卒中や心臓病、
糖尿病といった成人病や
パーキンソン病などが
主に挙げられます。
これらの病気にかかってしまうと、
発病前に比べて身体を動かすことが
困難になってしまいます。
怪我は、
たまたま転倒したり骨折したりと、
一見大したことのない
ようなものですが、
治癒するのに
非常に時間がかかってしまうため、
筋肉自体がやせ細ってしまい、
そのまま寝たきりや
車椅子での生活に
なってしまう場合があります。
こうして、
食事や入浴、トイレなどの
日常生活へ介護が必要となるのです。
また精神的な病気として、
認知症などが挙げられます。
正常な脳の動きが、
病気によって低下することで
認知症となり、
正しい判断が出来なくなります。
身体には何も問題なくても、
徘徊などといった
危険な行動をしてしまうので、
見守るために介護が必要となるのです。
これらの介護は、
あなたもしくは
あなたの身近な人の身に
いつ起こるか分かりません。
身体の病気も、
パーキンソン病こそ
あまり知られている病気ではないかも
しれませんが、
成人病であれば
程度の大小はあるにせよ、
成人の約3人に1人の割合で
発症する可能性があるのです。
それから、
認知症も85歳以上の人の発症は、
約4人に1と言われています。
割合からすると、
あなたもしくは配偶者の親のうちの
1人は認知症になってしまう
可能性があるのです。
これは、やはり他人事ではありません。
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公的介護保険で介護サービスは利用出来るの?

きたる介護に備えて、
介護保険についても考えてみます。
公的介護保険であっても、
民間の介護保険であっても、
介護にかかる費用への
備えという目的は同じです。
特に公的介護保険では、
その保険で認められるような
介護状態となった場合に
介護サービス費用を
1割(または2割)の
自己負担で受けることが出来る
ようになります。
これは、公的介護保険で
最初にお世話になる部分です。
介護サービス費用とは、
ホームヘルパーと呼ばれる
訪問介護員にお世話になる
「居宅サービス」と、
介護施設へ日帰りや入所で
お世話になる「施設サービス」の
主に2つに区分されます。
自費でそれらのサービスを
受けようとすると家計を
圧迫するほどの高額に
なってしまいますが、
この公的介護保険によって、
その費用を
だいぶ抑えることが出来ます。
費用が足りないことを理由に
前述のサービスを受けることが出来ず、
家族の大きな負担となることを
避けるために、このような保険制度
となっています。
ですが、いくらでも1割の負担で
認められるわけではありません。
利用可能な月額の上限額が
設けられているので、
もしそれを超えてしまった場合は、
全額自己負担になります。
もちろん、あまりにも自己負担額が
多くなってしまったのなら、
世帯や個人の収入にはよりますが、
介護保険から払い戻ってくる
場合もあります。
介護サービス費用の
ある程度の自己負担はありますが、
こう見ると公的介護保険で
なんとか対応していけるような
気がしませんか?

介護サービスにプラスαの民間保険

そうであるにも関わらず、
民間の保険会社でも
介護保険を売り出しています。
なぜなら、
公的介護保険で認められている
介護サービスだけでは、
全てをカバーしきれないからです。
家のバリアフリーや車いす等の
福祉用具の購入といった、
有宅改修費用および
福祉用具購入費用は、
その一部が
公的介護保険から支給されたとしても、
足りないというケースが多いようです。
また、汚れ物が多くなった場合の
水道代やオムツ、
病院や施設への交通費も、
意外にじわじわと
家計を圧迫していきます。
また、介護施設へ入所したくても
施設不足という理由で
なかなか入所出来ないケースは、
噂にでも聞いたことはありませんか?
よく保育園に入れない幼児を
「待機児童」と呼びますが、
介護にも「待機介護者」が
たくさんいます。
保育園の公立私立ではありませんが、
介護施設にも
料金の安い高いがあります。
どうしても介護施設へ入所希望の場合、
少し費用が高めの
介護施設を選択せざるを得ません。
そうした場合、公的介護保険の
保障の上限に達してしまい、
自己負担額が上がってしまいます。
そうした足りない部分を補うのが、
民間の介護保険になります。
いざというときに
高額の費用に頭を抱えるよりは、
加入できる早めの段階で
民間の介護保険を検討したほうが、
お財布にも心にも
ゆとりを得ることが出来ます
是非、民間の介護保険も
一度は検討してください。
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まとめ

今回は、
高齢者介護について考えてみました。
介護保険とか
介護サービスとか言われても、
実際の介護を見てみないと、
なかなかピンとくるものでは
ないかもしれません。
ですが、「まだ実感ないし」と
介護から目をそらしてばかりいては、
いざ介護が目の前に現れたときに、
丸腰状態です。
そして、そのときに
「対策を少しても考えていれば」と
後悔することになってしまいがちです。
そうならないためにも、
少しずつでも良いので、
介護について考えて、
万が一を見据えた
人生設計をしていくようにしましょう。
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