人とのコミュニケーションがうまく取れていない、対人関係で困難がたびたび生じることで悩んでいる人がいるかもしれません。
もしくは、本人は気づかずに周りの人が困惑してしまっている状況があるかもしれません。

もしかしたら、それは発達障害の可能性も。
子どもの頃には診断されなかった発達障害、大人になってから診断されることもあります。

ここでは大人の発達障害とはどのような特徴があるのか、また発達障害の中でも近年言われている自閉症スペクトラムとはどのような病気なのか少し調べていきましょう。
発達障害とは脳機能の発達のアンバランスによって生活に何らかの困難をきたしてしまうものです。発達障害になるはっきりした原因はまだ特定されていませんが、
「遺伝によるもの」
「環境によるもの」
「遺伝と環境の両方によるもの」
が大きいと言われています。
大人になってから発症する発達障害では、子どもの頃からもしかしたら持っていたものかもしれませんが特に今まで問題にはならなかった。
が、社会生活の中で会社で働くうちにコミュニケーションやチームワークなどに困難をきたすことが多いと感じることで実は発達障害であると診断されることもあるのです。
発達障害だとわからないうちは、周りには「自己中心的な人」「変わってる人」と思われることもあります。
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自閉症スペクトラム

発達障害と言われる病気にはいくつかあります。
自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群・広汎性発達障害)・学習障害・限局性学習症・注意欠如多動性障害。幼児・小児の時に発見されることが多いとされている学習障害や多動性障害などとは別に自閉症スペクトラムは対人関係や物のこだわり方の強弱の差などが特徴に見られるます。
自閉症スペクトラムはそれまでに別の症状として分けられていたアスペルガー症候群や広汎性発達障害・非定形自閉症などいくつかの症状を総称した病名です。
これは症状が重なっていたり年齢や環境によっても出る時期や出方が違っているため、新たな自閉症の捉え方とされています。
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なぜ大人になってから発症する?

発達障害は子どもの頃に発見されることが多いと言いましたが、なぜ近年に自閉症スペクトラムが大人になってから発症・発見されることも少しづつ増えてきているのでしょうか?
それは、周りの環境によるものが大きいとされているようです。
子どもの頃や学生時代は成績の良し悪しは個人で幅もあるものですし、特定の友達と遊ぶことが多いので物や事柄に対するこだわりの強弱などもその人の持つ個性として捉えられていることもあるからです。
周りの環境の中で発見される場面がなかったのでしょう。
(もちろん残念ながら、人とはなんだか違う感性や行動というだけで自閉症スペクトラムとは誰も気づかず親の知らない間に学校でいじめられていたという子どももいるのは確かです。)
しかしながら、社会人になり仕事をするうえで知り合う人間の数は学生時代よりもはるかに多くなります。
そしてそのうえで、場の雰囲気を読んだり、お客様や会社同士での交渉事、会社内での付き合い、急な予定の変更などで上手くいかずパニックになってしまうことが多かったりすると、社会生活を続けていくうちに少しづつのずれが生じてき困難になってきます。
その困難がストレスになり精神科で診察してもらったら自閉症スペクトラムであるということが発見されるのです。
大人になってから自分が自閉症スペクトラムであったと解ったことに対して納得し安心する人もいれば、なかなか受け入れることも出来ずに葛藤してしまう人もいるのが事実のようです。

最後に

もし自分自身や周りの人で対人関係や社会生活が困難に感じている人がいれば一度精神科医を訪れてみる、勧めてみるのがいいかもしれません。
もし抱えている困難が自閉症スペクトラムなのであれば、治療によって症状が改善されていくこともあります。
抱えていた悩みがストレスになり体調を壊したりあるいは鬱になってしまう前に、一人で悩まずに気の置ける誰かもしくは医師に相談してください。
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