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インフルエンザと関わりのない場所で生活したい!
そう思っていても、なかなかそうはいきませんよね。
家族の誰かであったり、学校や職場の誰かであったり、あなたがインフルエンザにかかっていなくても、あなたの周囲の誰かは毎年インフルエンザに感染していませんか?
周囲にインフルエンザに感染している人がいるということは、あなたがインフルエンザにかかる可能性が高まるということです。
インフルエンザの初期症状として見られる咳は、症状の辛さもさることながら、その感染において非常に厄介です。
咳によって、インフルエンザウイルスが飛ぶからです。
ここでは、インフルエンザの感染と咳についての関係を見てみましょう。
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気付くと感染していて大変な思いをしてしまうインフルエンザですが、どのように私たちは感染してしまうのでしょうか?
インフルエンザの感染経路には、ひまつ感染と接触感染の2種類があります。
ひまつ感染は、すでにインフルエンザに感染している人が咳をすることで飛んでしまうひまつにウイルスが含まれているため、他の人がそれを口や鼻から吸い込んでしまい、ウイルスが体内に入り込んでしまう感染のことを示します。
また、感染している人が咳を押さえたときの手や鼻水をぬぐったときの手で触った箇所、例えばドアノブやスイッチなどに感染していない人が触わり、その触れた手で口や鼻に触れることで、ウイルスが体内に入り感染してしまうことを接触感染と呼びます。
こうした感染経路であれば、やはり厄介です。
ここ最近、 病院のみならずスーパーや飲食店などの各施設の入り口に、 消毒液が設置されるようになったのは、 こうした感染を防ぐためです。
あなたの周りにインフルエンザに感染している人がいないからといって、楽観的に思っていてはいけません。
あなたが触ったその手すりに、 見ず知らずの人のインフルエンザのウイルスが付着しているかもしれ ません。
そう考えると、少し心地悪いですよね?
インフルエンザに感染しないためにも、手洗いやうがい、消毒などをきちんと行うようにしたいものです。
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風邪とインフルエンザの違いとは?

ところで、風邪とインフルエンザは一体何が違うのか、あなたはご存知ですか?
風邪もインフルエンザと同様に、ひまつ感染と接触感染のどちらかの感染経路であることが多いです。
そして、のどの痛みや鼻水、咳などの症状が見られることから、医学知識をあまり持たない私たちは風邪とインフルエンザの区別があいまいになりがちです。
しかし、風邪は全身症状を起こすことはほとんどないのに対し、インフルエンザは寒気から始まり、高熱や関節痛、全身がだるいといった全身症状が現れます。
インフルエンザは風邪に比べて重症化する危険性も高く、急性脳炎や肺炎を伴ってしまいこともあるのです。
また、咳をしてみてタンが出た場合、その吐き出されたタンの色の違いによってインフルエンザか風邪なのかが分かります。
風邪の場合であれば、白血球や細菌が多く含まれている黄色めなタンが出ることが多いですが、インフルエンザの場合は透明なタンが出てきます。
色の付いているほうがひどい症状のような気がしますが、一概にそういうわけではないようです。
タンは汚い印象があり、なるべくならすぐに捨てたいところですが、風邪かインフルエンザかを知りたいのであれば、捨てる前のティッシュを少しだけ広げて色を確認してみてください。
もちろん100%の確率で分かるというわけではありませんが、見極める方法の1つとして覚えていて損はないでしょう。
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もし家族がインフルエンザに感染してしまったら

インフルエンザの感染経路を考えてみると、家族間での感染を防ぐことがなかなか難しい傾向にあるのが現実です。
家族の誰かが感染してから1週間以内に家族全員が感染してしまったというケースは、決して珍しくはありません
私の知人の家庭も、小学校に通う子ども2人がほぼ同時にインフルエンザに感染したことから始まり、そこから私の知人とご主人、お義父さんやお養母さんまで全員インフルエンザにかかってしまったことがあるそうです。
そのときは、ヘルプ要員として近所のおばさんにまで来てもらう事態になったとのことなので、家族内で感染するのはやはり大変ですよね。
家庭内では、行動範囲と共有する場所が限られてくるため、感染への予防対策も最重要と言えるかもしれません。
感染しまったならばなるべく個屋を用意して、簡易的にでも感染者を隔離状態にするのが理想的です。
感染者はマスク着用を必ずし、また感染していない人も予防ということでマスクをするように心掛けましょう。
そして、室内をしっかり管理するようにする必要があります。
まず、部屋には加湿器などを設置することをオススメします。
「乾燥低温」の環境は、飛散した飛沫に含まれたウイルスが長時間浮遊するのに適しています。
そこで加湿器を設置し、50~60%程度の十分な加湿のある空間を作り上げるように心掛けましょう。
それほど十分な加湿状態であればウイルスの嫌う環境なので、私たちがウイルスを吸い込んでしまう可能性が低くなるからです。
また、感染者が手で触れた場所でほかの家族も触るような場所は、なるべくその都度除菌してあげたほうが望ましいです。
例えば、階段などの手すりやドアノブ、壁のスイッチやテレビのリモコンなどです。
除菌というと、何だか汚いもの扱いしているようで気が引けてしまいますが、そうした心がけがさらなる感染を防ぐのです。
心を鬼にするような気持ちで、接触感染しそうな箇所を除菌するようにしましょう。
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インフルエンザの初期症状の1つ「咳」

インフルエンザの初期症状として、38度以上の高熱や頭痛、吐き気のほかにも咳の症状が出ることがあります。
この咳も、なかなか厄介ですよね。
喉は痛くなってしまうし、咳を自分の力で止めることはなかなか出来ずにゴホゴホと咳をすると、どうしても周りの人に嫌な顔をされてしまいます。
なぜ咳が出てくるのかというと、肺や気管などを守るために外から入ってきたホコリやウイルスといった異物を体から取り除こうとしているからです。
異物が口から入り込むと、喉などの呼吸器官の粘膜表面がその異物を刺激として感じ取ります。
その刺激が脳の一部である咳中枢という箇所へ伝わり、その咳中枢から横隔膜などが「咳をしなさい」といった指令を受け、私たちは咳をするのです。
また、気道にたまったタンを外へ追い出す役割も咳は担っています
私たちの体に異変のない場合は、気道にある粘膜はその表面を潤して保護している状態なのですが、その粘膜がホコリやウイルスなどの異物を察知してからめ取ってくれた場合、その異物はタンとなります。
タンは異物の固まりなので、もちろん異物と咳中枢で見なされ、咳をすることでそれを外に追い出すのです。
インフルエンザであっても、同様の理由になります。
体内のインフルエンザウイルスを追い出そうとタンを出し、そしてもうこれ以上インフルエンザウイルスを侵入させないために、咳は異物を出てしまいます。
咳はつらい症状の1つですが、体の防衛反応として私たちを守ってくれようとする働きだったのです。
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今や知らないと恥ずかしい!咳エチケット

咳は異物を排除してくれる大切な役割を担っていました。
しかし、逆を考えてみれば、咳は異物を排出しているということになります。
インフルエンザに限らず、風邪などの場合であっても「隣に座っていた人の咳やくしゃみがひどくて、その人から感染した気がする」と感じたことはありませんか?
そう感じるのも、無理はありません。
実際に咳をすると異物、特にウイルスは1.5メートルほども飛散してしまいます。
くしゃみに至っては、2~3メートルとも言われています。
いくらあなたを守ってくれるための咳とはいえ、他の人に迷惑をかけてしまってはいけません
そうしたことを防ぐために、最近では「咳エチケット」という言葉を耳にするようになってきました。
あなたは、「咳エチケット」という単語を聞いたことはありませんか?
咳エチケットは、厚生労働省でも呼びかけている運動になります。
まず、咳をする際は、ティッシュなどで口と鼻を覆い、他人のほうは決して向かないように、出来れば1メートル以上離れるようにしてください。
とっさのことなのでティッシュには手が届かずについ手で覆ってしまいがちですが、咳として追い出されたウイルスが手に付き、その手で様々な箇所を触ってしまっては、接触感染の原因となりかねません。
ティッシュをすぐに取れるような場所に備えておく必要があります。
また、そのティッシュはすぐにフタの付いたゴミ箱へ捨ててください。
もしそうしたゴミ箱がない場合は、ビニール袋の口を結ぶ方法でも良いでしょう。
そして、忘れてはいけないことはマスクを必ず着用するということです。
「健康な人がマスクを着用しているから、なんのエチケットなしに咳をしても大丈夫だ」ということは全くありません。
いくらマスクをしていてもその防御効果は100%ではなく、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではないからです。
咳をする人と周りにいる人、お互いのマスクとエチケットがあってこそ、予防となるのです。
マスクを着用する際は、その使用するマスクに記載されている使用方法をよく読んで、正しく使う必要があります。
たまに、マスクが浮いていて全く意味のない人を見かけますが、そうしたマスクの着用は、自分も周りの人も危険にさらしていることになります。
もし、あなたの周りに咳エチケットが守られていない人がいた場合は、遠慮しているとあなただけではなく多くの人にウイルスが飛散してしまうことになるので、咳エチケットを守るように教えてあげるようにしましょう。
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まとめ

インフルエンザの感染者が毎年多く出てしまうのは、その感染経路に原因があります。
私たちが生活している中で、咳やくしゃみをする人はよく見かけますし、手すりやドアノブはどうしても触ってしまいます。
そうした何気ない行動が、感染者を増やしているのです。
インフルエンザの初期症状として咳が出た場合は、すぐに咳エチケットを実践するようにしてください。
また、もし咳エチケットを守っていない人がいたのなら、守るように教えてあげてください。
あなた自身が、そしてあなたの大切な人がインフルエンザにかからないためにも、自ら防ぐことと感染者に防いでもらうことは、どちらも大切なことなのです。
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