博多のゴールデンウィークといえば、博多どんたく港まつり。全国的にも最大規模を誇るこのイベントは、国内外問わず注目を集めています。この記事では、博多どんたく港まつりの歴史から見どころまで動画付きでご紹介します。

(画像キャプション:提供:福岡市)

博多どんたく港まつりは、博多のゴールデンウィークを象徴するイベントのひとつ。830年以上の伝統があり、博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)と並ぶ福岡博多を代表する祭となっています。
例年の動員数は200万人以上。これは国内最大規模といっても過言ではありません。開催日は、毎年5月3日と5月4日の2日間となっています。

博多どんたく港まつりの歴史

博多どんたく港まつりの源流となっているのが、博多松囃子(はかたまつばやし)です。博多松囃子は、もともと1月15日の小正月(こしょうがつ)に行われる行事でした。
新しい年を祝い、実りと幸せがある1年になるよう、歳神様(としがみさま)を迎えるための民俗行事の芸能化したものと言い伝えられています。
まつばやしの「ばやし」は、「殖やす」という意味に通じる「はやす」に由来。そして松の木は神様の依りつく樹木といわれており、木を切り取って家に迎えることで、1年の繁栄を祈ることから「まつばやし」となりました。
博多松囃子の歴史は古く、室町時代に最盛期を迎えますが、明治5年廃止令が出されてしまいます。博多どんたく港まつりは、そんな博多松囃子を復興させるため、昭和25年に誕生しました。「どんたく」という行事になるとともに、期日を変更したことからゴールデンウイークに開催されています。
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博多どんたく港まつりの見どころは?

博多どんたく港まつりの見どころは、何と言ってもパレードでしょう。
子どもたちが稚児の衣装をまとって言い立て(祝い歌)を唄う「お囃子」や地元の警察音楽隊によるパレードがあり、「花自動車」が登場したところで盛り上がりのピークを迎えます。
花自動車とは、地元の鉄道会社西日本鉄道によって電飾等装飾が施されたトラックのことです。
花自動車の始まりは明治43年。西日本鉄道の前身にあたる九州電気軌道や福博電気軌道らが開通を祝って運行したことが始まりとなっています。
戦時中はいったん中止となるものの、戦後は昭和23年から復活。戦後の希望の灯となりました。

博多どんたく港まつりのパレードの場所は?

博多どんたく港まつりのパレードは「福岡市博多区綱場町2」をスタート地点、「福岡市中央区天神1-8-1」をゴール地点としています。呉服町交差点や福岡市役所を目印にした明治通りと覚えると分かりやすいですよ。イベント中は歩行者天国になっています。

パレードは中止になることがある?

博多どんたく港まつり1番の見どころであるパレードですが、落雷をともなうような悪天候の場合は安全確保を最優先にして中止(あるいはパレード途中中止)となることがあります。天候が怪しい際は念のためニュースなどをチェックしておきましょう。

ゴールデンウィークを博多で満喫しよう!

人気スポットである博多は、博多どんたく港まつりによってさらに盛り上がりを見せます。ゴールデンウィークの楽しい思い出作りにはピッタリの場所です。伝統あるパレードを見に、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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