まだ中国が「唐」と呼ばれていた時代、奈良時代には中国式のベッドが伝わっていたといます。ただし、皇族などの高いくらいの人々にしか使われていなかったので、一般に普及することはなくベッドの存在も衰退したようです。
代わりに平安時代には日本の畳ベッドの原点となるであろう寝具が登場しています。
今では、どの家も畳が当たり前(逆に畳の部屋を設けない家も多くでてきましたが)ですが、その当時、畳は貴重な物でした。板間に畳を一畳敷いてその上に座ったり寝たりしていました。
宇佐美竹治という人がイギリスに留学していた時に使用した寝具・ベッドを日本にも普及させたいという気持ちから、会社・日本羽根工業(現在の日本ベッド製造)を設立しベッドの製造を始めました。しかし、ここでもベッドは高い身分や裕福な人が使用する高価なものでした。
本格的にベッドが普及していったのは昭和に入ってから、戦後10年ほど経ってからになります。
1960年に双葉製作所がソファーベッドを製造・販売したのが始まりでそこからベッドも徐々に一般家庭に普及していきました。双葉製作所は、皆さんも一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか、現在のフランスベッド株式会社です。
スポンサーリンク



サイズの違い

では、宇佐美氏が持ち帰ったイギリスのベッド様式。当時のサイズは残念ながら不明ですが、現在ではどのようになっているのでしょうか?
シングルサイズのベッドの大きさを比べてみると、

  • 日本 - 約100cm×195cm
  • イギリス - 約90cm×190cm
イギリス人の方が日本人よりも体型が大きいと思うのですが、イギリスの方がベッドのサイズが小さいんです。
他のサイズはどうでしょうか。
ダブルベッド
  • 日本 - 約140cm×195cm
  • イギリス - 約135cm×190cm
やはり日本の方が少し大きいのです。
ベッドのサイズの規格は国によってそれぞれ違います。同じアジアでも中国・日本・タイ、それぞれ少しずつ違っています。よく「欧米」とヨーロッパとアメリカをひとくくりのような表現をされますが、もちろんヨーロッパとアメリカでもサイズは少々違っています。
まぁ、これはその国の人の平均や寝心地を考慮して作られていますので、それぞれの国のサイズが最適なのでしょう。
スポンサーリンク



一人で寝るならシングル?ダブル?

ここで質問。
あなたが一人で寝ているベッドはシングルですか?それともダブルですか?
私は若い時はシングルに寝ていましたが、寝相が悪い私はしょっちゅうずり落ちていました。
シングル→セミダブル→ダブルと今ではダブルベッドが丁度いいサイズになっています。一度大きさを変えてしまうともう駄目ですね。
もちろん、ホテルなどシングルサイズのベッドでもちゃんと眠れますが、ダブルで大の字になると気持ちがいい。私の母も父がなくなって以来、1人でダブルベッドを使用しているので、シングルだとちょっと落ち着かないと言っています。
外国に住んでいる外国人の独身の友達を訪ねても、ダブルベッドを使用している人の割合が多いです。
学生の頃は、ダブルベッドが置いてある部屋を見て「部屋がベッドに占領されていて過ごすスペースがない」なんて思っていましたが、大人になって「寝室は寝るための部屋なので部屋の半分がベッドでも問題ない」とわかりました。
大人になると自分の部屋で過ごすことがほとんどないので、勉強机もいらないしこたつもいらないんです。ベッドの上でリラックスです。
皆さんはどうですか?

おしまいに

少しですが、見てきたようにベッドの規格はシングルでさえも国によって様々です。
インターネットで外国もののベッドを気に入って買おうと思っても、思っていたのとサイズが違って部屋に入らなかったりマットレスの大きさが合わなかったりする場合があるので、きちんと計ってから購入するように気をつけてくださいね。
スポンサーリンク